抽象と具象を行ったり来たりすることについて

システム開発の世界では、
「仮想化」という考え方が当たり前になっています。

これは物理サーバを、コンピュータ上でシュミレーションして
本当は無いのだけど、論理的にはあるかのように
扱いましょうという技術です。

これはどうも理解が難しいようで、
リモートデスクトップレベルであれば理解できるようですが、
これがクラウドサービスに及ぶともう無理。

あるいはサーバの仮想化なら良くても、
ネットワークの仮想化とか言い始めると、
ネットワークがそもそもわかってないので、
「分からないものを仮想化するなんて」と、ますますチンプンカンプンみたいです。

私の場合はもともとハードの人なので、
自分でPCを組んで、NICをインストールして、
ネットワークを構成して、無線化してと、
物理でごちゃごちゃやってきたからこそ、
その延長で仮想環境を理解している部分があります。

上のような話は子供の算数や、
経営についても同じことがあると思っていて、
物事には上位に前提とすべき何かがありますが、
そういうものは抽象性が高い。

算数で云えば、
算数世界の数字の1と云えば現実世界のそれとは異なる概念としての1です。
この概念のとしての1と、
お店やさんで買い物するときの
りんご1個の1を行ったり来たりしながら考えないといけません。
大人は意識せずにこの考え方を扱いますが、
子供には難しいみたいです。

何を書いているのかわけわからなくなってきましたが、
抽象と具象を行ったり来たりするのは難しいという話でした。