話相手が神様

お年寄りの話を聞き続けるのは辛いときがあります。
話が長くなる傾向がありますし、繰り言が多く感じられるからです。
現役は多忙なことが多いですから、じっくり話を聞くこともなく悪いなと思います。

自己承認欲求は老若男女変わりないのではないでしょうか。 

話は少し変わります。
人工無脳」というプログラムがあったことをごぞんでしょうか。
簡単な対話をしてくれるプログラムです。
相手が入力してくれた言葉をデータベースに保持して、
なんとなく、会話っぽいことができました。
しかし人工知能と呼ぶほどには性能が良くないので、
自虐的に人工無能と名づけていたようです。 

これを現在の技術で蘇らせ、人間の対話に使えないだろうかと思います。
遣り取りの法則性だけではなく、人格パターンを複数揃えて、
様々な種類の対話ができるのです。

老人には話を聞く機能を強化し、
女性に話を聞いて欲しい人はそのように。
先生機能を持たせて学習にも効果があるでしょう。
さらに進めれば、神様のような超人格も作れるのではないでしょうか。 

AIによる超人格が人間を私淑させていくことが可能なら
21世紀に相応しい宗教の誕生も夢ではないかもしれません。 

AI技術の進歩は人工神を誕生させるかも。