レアな業務を想定しない

システム化を検討するとき、業務の話になると、
自分が気になっている一番面倒くさいプロセスについて話しがちです。
しかし、それは検討作業を混乱させる行為です。

どちらかといえば、
業務が理想的に流れている状況をもとに検討するのが、
検討をスムーズに進める良い方法です。

業務の理想的な流れを想像するというのは、
トヨタ生産方式でも語られている優れたアイデアです。

どうしても、その複雑なプロセスが気になるなら、
その全プロセスをシステムに乗せるのをあきらめて、
手作業とシステムをどう両立していくかを考えたほうがうまく行きます。