大事なのはたった五行

たとえば、ある本があって、

そこから読み取るべき、

ほんとうに大事なことっていうのは、

じつは5行で済むのかもしれないんですね。

 

 その重要な5行のすばらしい思いつきを、

あるいは、凝縮した思考の結果を、

こうやって、絵とか、表紙とか、前書きとか、

たとえ話でパッキングして、

値段がつきやすい形にして厚くしたのが

「本」だっていうふうにも言えるんです。 

 

ほぼ日新聞 メディアと私 第六回

電子書籍の世界では、

そんな水増しは意味を失うような気がします。

優れたコンテンツが増えると良いなぁ。

マネタイズのやり方については、まだ課題だらけなんですけど。