負けて勝つということ
最近のほぼ日の内容は素晴らしい。
東北での津波被害に関する糸井重里さんの記事。
「津波に対立的に向わない、
どう逃げるかという道をしっかり計画する。
海とは仲よくしていきたいから、
海が見えなくなるような壁はいやだ。
できるだけ、緑化するような方向で海の景観を」
大きな津波に、負けて勝つというようなことを、
熱く語ってくれる人たちが多いんですよね。
負けて勝つというのは、
実に日本的な感覚ではないかと思います。
津波に堤防で立ち向かうやり方は、
土木産業こそ潤うかもしれませんが、
価値として持続的ではないと思います。
自然に対して完勝を目指すのではなく、
6勝4敗くらいにしておくのが、
日本における21世紀の価値ではないかと。
今日の夜の東京は雪。
息子ははじめて家に友達を呼んで遊んで、
楽しかったようです。